2011-01-01から1年間の記事一覧

Li:d tech × Code4Lib Journal = Celebration !?

Code4Lib Journal へ投稿するぞ いまから一週間前の2011.10.31に刊行された Code4lib Journal issue 15 にLi:d techメンバーが関わった記事が掲載されました。この記事の作成および投稿は“とあるメンバーの業務”として進められていたものでしたが、途中から …

パターン、Wiki、XP - 第3部:Wiki

第3部では、本書の動機となったWikiの起源について書かれている.パターンプラウザから始まるWiki誕生までの歴史、Wikiが備えるコミュニーケションの基盤となる機能、Wikiの設計原則とアレグザンダーの理論やXPのプラクティスとの共通点、Wikiを利用したWeb…

パターン、Wiki、XP - 第2部:ソフトウェア開発

第1部に登場した建築家アレグザンダーによるパターンランゲージ。次は、ソフトウェアの世界に取り込まれていく。第2部では、ソフトウェアの世界にどのように取り込まれていったのか歴史を追っていく。 大きく分けて2つの流れが存在する。ウォード・カニンガ…

パターン、Wiki、XP - 第1部:建築

概要 3月の課題図書は江渡浩一郎さんの『パターン、Wiki、XP : 時を超えた創造の原則』です.パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: 江渡浩一郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2009/07/10メディア: 単行本(ソフ…

6章 さわれる未来 

6章「さわれる未来」では,まずユーザー調査の手法や,デザインの成果物のパターンが上げられ,それぞれの手法や成果物にそれぞれどのような意味があるのかということが述べられます.「検索のシナリオ」では,検索と発見の未来を想像させる幾つかのショート…

5章 発見のエンジン

やや異色な章である。効率的に、素早く答えを見つけるための情報検索ではなく、タイトルにもあるように「発見」のための情報検索の話がメインになっている。平坦でまっすぐな道をずっと歩いていたんじゃわからない。寄り道をしながら楽しみながら意外なヒン…

4章 デザインパターン(前半)

4章では,検索においてこれまで良く使用されている10個のパターンについてと,そのパターン相互の関係性について具体的に解説しています.この記事では,4章前半部分のオートコンプリート・ベストファースト・横断検索・ファセット型ナビゲーション・詳細検…

3章: 行動

全体 「検索にもその構成材料となる行動のパターンやインタラクション要素、デザイン原則がある。それらは常に流動的だ。 (p.56)」とあるように検索システムの構築・設計の作業は利用者の情報検索・探索行動との対話となる。これが第3章のテーマだ。 またジ…

検索と発見のためのデザイン - 4章: デザインパターン(後半p.118〜)

概要 この『検索と発見のためのデザイン』の原著は『Search Patterns』というタイトルです.検索の「パターン」を描き出すことを目的とした本書のハイライトはこの4章と言ってよいでしょう.その後半部分を以下にまとめます. 構成 4章では10個のパターンが…

1章 パターン認識

本書「検索と発見のためのデザイン —エクスペリエンスの未来へ」は「Web情報アーキテクチャ—最適なサイト構築のための論理的アプローチ」「アンビエント・ファインダビリティ —ウェブ,検索,そしてコミュニケーションをめぐる旅」の著者Peter Morvilleにより…

検索と発見のためのデザイン - 2章: 検索の解剖学

概要 この章のテーマは《検索という営みを構成しているのは何か?》です.検索《システム》ではなく,《営み》.あるいは「ネットワーク」.この問いに対して著者が提示する《答え》は図2-1「検索の解剖図」に描かれています.2章ではこの図に挙げられた各要…

Li:d Techはじまります。

2月になったので、Li:d Techも本格的に活動開始です。Li:d Techは、技術系の話題に関心のある図書館員が以下の3点を主な目的として活動します。 毎月1冊技術書を読む 遠隔輪読のやりかたを模索する その先のアウトプットの可能性を模索する 今月の課題図書…